外国人の国籍取得、4月から厳格化 法務省『法改正せず運用で』

法務省は、外国人が日本国籍を取得する「帰化」の許可基準について、2023年4月1日から運用を厳格化しました。主な内容は以下の通りです。

  1. 「素行要件」の具体化と厳格化 国籍法が定める「素行が善良であること」という基準をより明確にするため、審査の指標となる通達を改正しました。
  2. 公的義務の履行を重視 納税義務に加え、年金(公的年金)の支払い状況が厳しくチェックされるようになります。未払いがある場合、不許可となる可能性が高まります。
  3. 犯罪歴・違反歴の基準を明示 過去に懲役や禁錮刑を受けた場合、刑の終了から一定期間(例:10年など)が経過していることや、交通違反が繰り返されていないかなど、具体的な年数や回数が考慮されるようになります。
  4. 法改正ではなく「運用」での対応 法律そのものを変えるには国会での議論が必要ですが、今回は法務省内部の「審査基準(通達)」を書き換えることで、迅速に厳格化を図りました。
  5. 背景 近年、帰化申請が増加傾向にある中、日本社会のルールを遵守しているかどうかをより精緻に判断し、制度の適正な運用を担保する狙いがあります。

投稿者プロフィール

加藤 秀市
加藤 秀市
東大和市在住 趣味は英会話 南青山のJazz Clubによく行きます
絵画鑑賞 音楽鑑賞 車の運転は買い物に使う程度です