株式の相続はどう進める?遺言書がない場合でも迷わない

「亡くなった親が株を持っていたけれど、遺言書がない…」「預貯金と違ってどう手続きすればいいの?」とお困りではありませんか?上場株式の相続は、手順さえ知っていれば決して難しくありません。基本となる4つのステップでスムーズに手続きを進めましょう。

STEP 1:まずは「どこの証券会社にあるか」を特定する

  • 遺品や履歴を探す:ご自宅に届く「取引残高報告書」などの郵送物や、スマホ・PCのメール履歴から取引先を探します。
  • 手がかりがない場合:証券保管振替機構(通称「ほふり」)へ照会請求を行うことで、口座のある証券会社を一括で特定できます。
  • 残高証明書を取得:証券会社が判明したら「残高証明書」を請求し、保有している銘柄や株数を正確に把握します。

STEP 2:話し合い(遺産分割協議)で引き継ぐ人を決める

  • 相続人全員で協議:話し合いで誰が株式を引き継ぐ(承継する)かを決定します。
  • 協議書の作成:決定内容を「遺産分割協議書」にまとめます。1つの口座にある株を複数人で分ける場合は、後々のトラブルを防ぐため「銘柄名・株数・割合」まで明確に記載するのがポイントです。

STEP 3:引き継ぐ人が「同じ証券会社」に口座を作る

  • 直接の現金化は不可:株式の相続は、預貯金のように「解約して現金で直接振り込む」ことが原則できません。
  • 口座開設(移管準備):株式を引き継ぐ相続人は、亡くなった方と同じ証券会社に自分名義の口座を開設する必要があります(※すでに同社に口座をお持ちの場合はそれを使用できます)。

STEP 4:証券会社へ書類を提出し、名義変更(口座移管)する

  • 必要書類を提出:証券会社指定の請求書、亡くなった方の出生から死亡までの連続した戸籍謄本(法定相続情報一覧図でも可)、相続人全員の戸籍謄本・印鑑証明書、遺産分割協議書などを提出します。
  • 移管完了後の選択:申請から約2週間でご自身の口座へ株式が移ります。移管完了後は、そのまま保有して運用を続けることも、売却して現金化することも自由です。

一番の難所「戸籍あつめ」でつまずかないために 株式相続で最も手間と時間がかかるのが、提出書類(特に生まれた時から亡くなるまでの連続した戸籍)の収集です。「どの戸籍が必要か分からない」「集める時間がない」という方のために、「必要書類の収集チェックリスト」を無料でお渡ししております。スムーズな手続きのために、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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投稿者プロフィール

加藤 秀市
加藤 秀市
東大和市在住 趣味は英会話 週に3~4回ジムに行きます、元気です
絵画鑑賞 音楽鑑賞 車の運転は買い物に使う程度です